先日、15年以上連れ添ったペンタブレット(以下:旧タブ)を仕事の関係で使えるように設定したのですが、実は今使っているPCに対応していないことが判明しました。
どうも、下手だけどイラストを描くのは好きな水瀬です!
仕事で新規サイトを立ち上げることになったのですが、ふきだし用のアイコンを何種類か描くことになったので、真面目に頑張ってみたよ!
そんな私が念願の新しいタブレットをゲットし、PCデスクの整頓状態に不便を感じだしたのでやってみた対策をご紹介していきます。
傾斜台と◯◯で省スペース!!机の上のスペース確保!!
まだ片付いている方なのにカオス…特に右側。
この状態で、紙にメモしたり本を広げたりというのが非常に難しい状態なのがよくわかります。
ちなみに机はニトリの天板と足を組み合わせて使えるもので、大きさは100cm*59cmというこの写真に写る範囲ギリギリくらいの面積しかありません。
そこで今回導入しようと思ったものが傾斜台と、卓上台の2つです。
傾斜台というと難しく聞こえますが、いわゆるタブレットスタンド、ノートPCスタンドといった傾斜にして見やすく、扱いやすくするためのスタンドですね。
傾斜台はともかく、ディスプレイアームを利用している状況でなぜ卓上台が必要なのか。
それは私が液晶タブレット(以下:液タブ)を同時に利用しているからです。
これまで液タブを使わない時は、足元に置いているカラーボックスにわざわざ立てて収納していました。
ですが正直、面倒だし傷が付きそうで怖いしでやめたかったんですよ。
そこでまず思いついたのが、卓上台です。
卓上台はディスプレイスタンドやキーボードトレイ、キーボード収納などで検索しても出てくるのですが、これがあれば下にキーボードを収納しておいて、上に液タブを置きっぱなしにしていてもスペースができるはず。
意外と良い感じ?自作の傾斜台&卓上台計画!
雑ですが、一応計画を立ててから探したのは
- 丈夫な板状のもの(コルクボードやフォトフレーム的なもの)
- 支えるもの(傾斜をつけられる、自分で削れるスチロールやドアストッパーなど)
- キーボード幅以上の台
になります。
できれば滑り止めシートもあったほうがいいのですが、私は家にストックがあったのでリストに入っていません。
ある程度ですがシミュレーションをしつつ、メモを持って探すことで、大体このコーナーに有るだろうという場所を中心に探すことができるので、事前にどんな物が欲しいか考えていくのがおすすめですよ。
傾斜台の材料1:丈夫な板状のもの
息子の手を引いてブラブラと歩き回ること数分、まずは丈夫な板状のもので良さげなのを発見しました。
結構重量もあるのですが分厚く硬いので、めっちゃ重いXP-PENの15.6インチ(600グラム)を乗せても折れることがないのが魅力です。
とりあえず、たかが600グラム、されど600グラム。
板状になってたら片手で持つのがしんどいくらいの重さになるので、腱鞘炎にも注意。
まずはこれを2枚買って、傾斜台として利用します。
次に傾斜台の土台部分が必要で、傾斜をつけるものは何がいいのか頭の中で組み立てながら探し回りました。
傾斜台の材料2:支えるもの
応急的に自宅で傾斜をつけるために使っていたのがドアストッパーだったのですが、一応傾斜はつくものの液タブが大きいせいで、下側しか支えられずバランスを崩してしまうことがしばしば。
そこで注意しなくてはいけない点として、上側も支えるものを用意するか、中央を支えてくれるしっかりした土台が必要だと考えました。
目安はつけていったものの、中央1箇所で支えられるほどしっかりした土台か、2ヶ所くらいで支えるある程度丈夫な土台、というのは中々良いのが有りません。
汚れるのが嫌なので(笑)スチロールは最終手段だと考えて店内を回っていると、ちょうど土台にできそうな傾斜があって耐久性もある、良いものが目に付きました。
ちょうど中央辺りに配置することで違和感なく傾斜をつけることができ、厚みもそれなりにあるのでこれ1つで支柱として利用することができます。
スチロールなどを削って汚れる必要もない点が素晴らしい(笑)
卓上台:キーボード幅以上の台
最後に必要なのは、卓上台として使える物。
キーボード幅が37cmなのですが、その幅がある台というのは意外と見つかりません。
また、横長の台というのはかなり丈夫なものでないと、液タブ+私が利用するときの重量でたわんでしまい、折れてしまうなどの問題も考えられます。
そこで見つけたのは、重ねて使うこともできる折りたたみの棚でした。
これならばギリギリですがキーボードの幅を確保し、かつ耐久もある卓上台として利用できます。
本当は木製の卓上台が一応置いているらしいので欲しかったのですが、私の行った店は小さく置いていないようだったのが残念でなりません。
これ1つである程度の耐久がある卓上台として利用はできます。
が、正直私の環境では唯一の失敗点です。
高さがあり過ぎました。
自由度が高すぎる!?自作する際の問題点!
正直、こんなにしてまで液タブの使用環境を整えるとは思っていませんでした。
元々趣味でしか絵を描いたことがなかったので、仕事で必要になって久しぶりに出したペンタブ。
子供が生まれて自由な時間もあまりなく、一緒に絵を描くと言っても自由帳に線や形、子供が好きなキャラクターを落書きする程度です。
とはいえ来年からは息子も幼稚園に通えそうだし、仕事も落ち着いてきた。
義姉がマンガアシさんをしているので、仕事環境などを見せてもらったこともあるのですが、描きたい絵を表現できるというのがとてもうらやましい。
だけどペンタブは古いし小さい、ペンの変色もすごいのでそろそろ、せめて最近の板タブが欲しい。
安いものでいいので、最近は随分と手が出しやすくなってきた液晶タブレットが欲しいのが本音です。
そういう理由もあって、ちょっとずつでも絵の練習がしたい私は、思い切って液タブを買ってしまったわけですが、今の机は狭く小さいので外に作業できるスペースが無くなり、大変不便にも感じてしまいました。
問題点1:液タブの大きさ
そんな理由で台が欲しい、から始まって台を自作しようと思うまでの道のりで、最初につまずいた理由が液タブの大きさです。
本来最低限のスペースでディスプレイを置いて、下にキーボードを収納できるのが売りのものなので、どうしてもキーボード幅に合わせたスリムな卓上台が多く見られます。
ですが私が使っているのは「XP-PEN」15.6インチの液晶タブレット。
そのまま利用したのでは、はみ出てしまってバランスも悪くなり、かえって使いづらくなってしまうのです。
元々、近所のハードオフで数ヶ月前に見つけた3万円の「Wacom One」13インチを目当てにしていたのですが、先日買いに行った際には既に売り切れていて、新たに「XP-PEN」の15.6インチが1万6千円で売られていました。
ほしかったものの半額くらいで液晶タブレットが手に入る。
ネットで検索してみた評価も悪くないし、今買える状況だし。
これを逃すとまた違うのが入るとは限らない!
そう思った私は思い切ってその場でレジに持っていくことを決意して、仕事用のデスクには15.6インチというA4ノートよりも大きなタブレットが鎮座する事になったのです。
ちなみに私が使っているのは中古で購入したので、少し古いタイプのものになります。
とはいえ大事に使われていたようで、保護フィルムも貼られていますし傷も少なく、現在不具合など全く有りません。
店頭で購入した中古のものがここまで良いものというのは、嬉しいですね。
問題点2:既成の傾斜台が高い
市販のしっかりとした傾斜台と呼ばれるものだと、金属製のもので50キロ近くまで耐久性があるというものもおすすめされています。
ですがそういった良いものになると、値段が1万円に届くものも多くあり、私にとっては正直痛手となってしまうのです。
そこで考えついたのが、傾斜台を自作することでした。
幸いなことに近所にはホームセンターもあり、工作室の利用もできる店舗です。
ですがまだ現時点での木工というのは敷居が高い…資金的な問題よりもまず、時間的に。
なので私はまず、大体の角度やサイズを調べて紙に寸法などをメモし、百円均一へと向かいました。
自作台の使用感と今後の計画
昨日作成したばかりで、今朝やっと木工用ボンドが乾いて使えるようになっていました(笑)
今の所、傾斜台は問題有りませんが卓上台が高すぎて、一旦撤去した状態で使っています。
今日は雨なので出られませんが、後日ニトリあたりで改めて卓上台を購入してこようかな。
本当は木材を買って作るほうが安上がりですし、自分の好きな形に作ることもできるので良いのですが、実行するのは材料の大きさなどを確認してからにしようと思います。
卓上台は傾斜台が滑らないように止めを付けたい。
タブレットも滑り止めで動きにくいようにしてあるけれど、卓上台と併用するなら手前に盛り上がりを持って来たい。
できれば左右には動くようにしたいので、左右に止めは作らないでおきたい。
色々とカスタムできる状態になるとやりたいことばかりで、かえって困ってしまいますが、この中で費用や時間など丁度いい部分を取っていきたいところですね。
まとめ
今回、狭くなった机の上を快適な環境にするため、卓上台の上で傾斜台を使うというあわせ技で対応しようと考えました。
しかしコストを抑えたかったため自作に走り、傾斜台は良い感じですが丁度いい卓上台が見つからず、代用した棚は高すぎて失敗に終わっています。
皆さんはこのようなことが無いように、自作の場合は木材を使う、もしくはいくつかのものを組み合わせるなど充分にシミュレーションをしてくださいね!
あまりこだわりがない場合は私のように、ボンドでくっつけたのが丸わかりのものであっても良いかもしれません。
低価格でカスタムしやすい反面、失敗もしやすくなるので、ご自身に合った方法で用意できるのが一番ですね。
読んでくださって有難うございました。