2022年8月。
1人目が幼稚園にも慣れ始めた頃、我が家では2人目の妊娠が確定しました。
さあこれからだ、と思っていたら、いきなりつわりで入院する事に。
その時の体験談も含めて、日記としてしたためようと思います。
入院までの経過
つわりは早い人だと4週、大体6週前後の頃から始まることが多いそうです。
私は1人目の時、多少胃もたれがあった程度でほとんど吐き戻すこともなく、仕事も普通に行えていました。(当時はスーパーの惣菜コーナーでパート)
毎回度合いが変わるというのは把握していたので、旦那と一緒に
「今回はどうなるかな?」
「まだ空腹の時に軽く気分が悪いくらいだよ」
なんて平和なやり取りをしていました。
が、その平穏も束の間。
次の日には吐き戻して1日でおにぎり1つ程度しか食べられなくなり、その次の日には水分もまともに口にできなくなったのです。
その次の日は土曜日で通っていた病院は休みだったのですが、出産設備もある個人院だった為、朝に水分も取れなくなった旨を連絡入れると、点滴をして貰える事になりました。
その後、指定された時間に点滴を受けに行き、終わってからそのまま帰宅しましたが、ほんの少し楽にはなったものの、帰りの車(家まで10分くらい)でも吐き戻しが止まりません。
そうして帰宅後も寝室にこもって、ひたすら吐く私。
このままではいけないと、OS-1やインゼリーを口にしてもみましたが、入れた量以上に出てくるような状態です。
さすがに旦那も何もできなくなる為、総合病院の救急に連絡して駆け込み検査を受けました。
結果は「ケトン4」、明らかな脱水症状でした。
検査で出る最大値じゃなかったかな。
救急外来で水分と吐き気どめの点滴をして貰い、そのまま家に帰っても旦那の負担になるだけだと入院が決まりました。
点滴と必死の経口摂取
入院したのは夜中の2時頃。
そのまましばらくは点滴で栄養を補給しながら過ごす事になります。
とはいっても人によりけりで、私は日曜の昼から少しずつ食べるように頑張りました。
しかしながら、何を口にしてもえづく。
ゲップがひどい。
ひたすら吐いたり、ゲップだけ出るよう横向きになったりしながら耐え忍びました。
ところで吐き気どめの点滴ですが、確かに吐き戻しはある程度治ります。
が、「吐きたいのに吐けない」、「いっそえづきたいのにえづけない」みたいな状態で、つわりとはまた別の意味で気持ち悪かったです。
その時間が耐え難く、半ば意識を無くすような形で最初の頃はひたすら寝てました。
とりあえず、栄養を口から摂れることが退院の条件でもあったのですが、何より大事なのは水分補給です。
食べるのはまだほとんどできなくても、水、白湯から順番にひたすらコップに汲みに行って飲みまくりました。
入院は土曜の夜〜日曜に変わる時間帯だったのですが、月曜日には売店へ向かい、スポドリや空腹を凌ぐためのカロリーメイトを補充しに行ってました。
念願の退院!家での行動は最低限に
現在うちの周辺にあるどの病院でも、基本的に面会は禁止です。
隔離扉横のガラス越しに2度ほど息子と面会しつつ、1週間で退院までこぎつけました。
看護師さん、先生、ありがとう!
旦那様も息子氏も、母にも感謝です。
毎日ひたすら水分補給をして、スポドリの味も慣れすぎて美味しさを感じられなくなりました。
1日でおよそ2Lほど飲み、頻回トイレを繰り返して、食後は吐き気とたたかって、やっとです。
多分、退院までの時間も早い方だったのでは無いでしょうか。
無事に退院した後は、動ける時は家事や炊事。
どうしても辛い時は出前やコンビニで凌ぎつつ、食べられるものを食べてはソファで横になりつつ過ごす、といった時間を過ごしました。
そうして最終的に、2ヶ月ほどのつらいつわり期間を過ごし、何とか平常時とほとんど変わらないレベルで食事や行動ができるようになりました。
この頃ずっと助けられていたのは、コンビニのおにぎりです。
ツナマヨやしゃけ、日高昆布(食べ過ぎに注意)が安定して比較的楽に過ごせました。
あとは空腹時にカロリーメイト。バニラが最高だった。
つわり期間は食べられるものだけでいい
検診などでも言ってもらえることがあると思いますが、つわり期間は「食べられるもの」を食べればいいんです。
それよりも大事なのは水分補給。
食べられる物がなくても、水分だけは摂りましょうね。
現在なんとか7ヶ月目を迎えた私ですが、食後や空腹時は未だにえづいて気持ちが悪いです。
ですが日中普通に動けるようにもなりましたし、食欲も戻ってきたので三食プラス補食を摂りつつ過ごせています。
ただ問題は、中期の検査で妊娠糖尿病の数値がギリギリアウトで、精密検査(食事抜きの方)が待っていることくらいでしょうか。
1人目が子宮頸管無力症の疑いで3ヶ月入院した関係で手術入院も必要だったし、もう入院はやだなぁ〜
全員が水分補給で退院まで持っていけるとは言えませんが、重要なのは間違い無いので、退院できた後も水分補給を意識していきましょうね。