あなたは、ふた月に1度届く検針票に怯えていませんか。
あなたが家庭で使っている水の量は適正な量でしょうか。
実は、水道代を節約するための、意外と簡単な方法があるのをご存じでしょうか。
こんにちは!主婦のやまだです。
水道代の節約に力を入れて約2週間。
先日届いた検針票を見て、嬉しいビックリ!
我が家、節約に成功したかもしれません。
この記事では、私が実際に試して効果を感じた方法3つと、これから取り入れたい節水方法をご紹介します。
もし、水道代の節約に少しでも興味があれば、役に立つ内容です。
最後まで読んでいただければ、簡単・気軽に節水に取り組むことができるようになるでしょう。
水道代を節約するには?家庭で取り組むべき節水方法3つ
まずご紹介するのは、我が家で実際に試した節水方法3つです。
2か月に1度の検針票を受け取ったのは、約2週間ほど節水に取り組んだ後です。
単純な金額のみの比較になりますが、前回よりも約2,000円安くなっていました。
やまだ家は大人2人、子ども2人の4人家族です。
効果を実感したので、ご紹介します♪
1 シャワーの時間を1分短くする
2 トイレに流す水の量に注意する
3 こまめに蛇口を閉める
シャワーの時間を1分短くする
我が家はお風呂よりシャワーだけの日が多いです。
4人全員が意識してシャワーの時間を短くするようにしました。
一般的に、1分間のシャワーで12リットルの水を使うそうです。
4人家族で、1人が1日1分シャワーを短くすると、1日あたり12リットル×4人=48リットルの節水になります。
正確な時間は測っていませんが、「1分短く!」という気持ちで(笑)
トイレに流す水の量に注意する
トイレの「大」「小」をしっかり使い分けるようにしました。
実は、トイレは、家庭の水の使い道で、お風呂以上に多くの割合を占めています。
トイレを流すのは非常に短い時間なので、あまり意識していないかもしれませんが、「大」と「小」のレバーでは、使う水の量にはっきりと差があります。
製品によりますが、現在では、「小」だと4~6リットル、「大」だと6~8リットルの水を使用することになるようです。
約2リットルの差ですね。
成人の場合、1日で小用を足す平均的な回数は、5~8回とのこと。
このとき毎回「大」でトイレを流すと、1日1人あたり、10~16リットルも余計に水を使ってしまっていることになるのです。
なので我が家では、「大」と「小」の使い分けを改めて意識してみました。
ところで、トイレのレバーに大小の区別がない、というご家庭もあると思います。
そのような場合は、トイレ用の節水グッズを取り入れるという手もありますよ。
トイレの節水方法に関して、気を付けた方が良いことがあります。
具体的には、タンクの中にペットボトルなどを入れて水位をかさ増しするという方法を見たことがある方がいらっしゃると思います。
実は我が家でも試してみて、特に支障がないように感じたのですが、詰まりなどのトラブルにつながる可能性があるそうですので、やらない方が良いかもしれません。
こまめに蛇口を閉める
「こまめに蛇口を閉めて、無駄な水を流さない」
節水の基本中の基本だと思いますが、無意識で水を流しっぱなしにしてしまっている方は多いかもしれません。
次のようなケースがよくあると思います。
・歯磨きをしている間、水を流しっぱなしにしてしまう。
・水を流したまま食器を洗う。
我が家でもありました。。。(涙)
蛇口からは、少しひねった状態だと、1分間に約6リットル、90度ひねった状態だと12リットル、全開にした場合は、約20リットルの水が流れるそうです。
もし、水を流しっぱなしにしてしまう癖がある場合、意識して蛇口を閉めるだけでかなり大きな節水効果があるでしょう。
以上3つの、初期費用がかからない、個人の意識だけで簡単にすぐできる節水方法を2週間続けた結果、我が家は前回よりも2,000円ほど水道代が安くなりました。
気温が上がってきて、シャワーの時間がもともと短くなっていた、という理由もあるかもしれませんが。
節水したい方にはぜひ試してみてほしい方法3つです。
初期投資をして、後日回収する方法
ここからは、今後我が家で取り組みたい節水方法をご紹介します。
節水シャワーヘッドの導入
価格が様々あり、家庭に合った商品を取り入れることができそうですよね。
節水だけでなく、塩素を除去できるものや、美容効果がある商品もあるようです。
まずは最初に紹介されていたのが、CMでもお馴染みの「ミラブルplus」。
価格はどうしても高いと言う印象ですが、節水はもちろん塩素除去など性能面が充実しています。
1ccあたり約2,000万個のウルトラファインバブルとマイクロバブルを発生させることができ、水流の切り替えも可能でヘッドも軽いといった、バランス良くいいとこ取りできるものと言えるでしょう。
何か一点に特化したものより、どれも程よく充実したものがいいと言う方に最適です。
次に紹介されている「リファファインバブル」は、1ccあたり最大で約6,800個のウルトラファインバブル、マイクロバブルの泡を発生させられます。
加えて水流を4種類に切り替えられるのも嬉しいポイント。
高級感のあるヘッドは非常に良いですが、ミラブルplusよりは気持ち重めという点には注意が必要です。
また、「シルキーバス」と呼ばれる浴槽を泡で充した状態を作り出す事も可能で、普通のお湯より保湿性などが優れた状態にすることができます。
湯船に浸かると乾燥に悩まされてしまう、と言う人には最適ですね。
続いて紹介されている「ボリーナ ワイドプラス」は、ウルトラファインバブルを1ccあたり約1億個発生させられるほか、非常に軽いヘッドでシャワーヘッドの向きを変えやすいのが特徴です。
またウルトラファインバブルに特化している分安価で求められますが、水流の変更や塩素除去ができないなど制限もあるため、どの部分を重視するのか考えてから選ぶのがおすすめ。
他にも更に手軽に求めることができる節水シャワーヘッドが紹介されています。
実際に利用した声などと合わせて、ぜひ自身に合った方法で節水を目指してみてくださいね。
YouTubeなどで情報収集をしています♪
食洗器の導入
手洗いよりも節約になれば、食器洗いが楽になるし、その上お得になって最高です。
シャワーヘッドと食洗器は、初期投資に費用がかかるので、費用を回収できるまでの期間などをよく計算して、導入したいと考えています。
また、洗濯機などの家電に関しては、節水機能が改善され続けていますので、買い替えるだけで節水、節約になるかもしれません。
家電買い替えの予定がある方は、節水機能に注目ですね!
水道代の内訳
ここでは、水道料金の内訳を見ていきたいと思います。
水道代=上水道料金(基本料金+従量料金)+下水道料金(基本料金+超過分)+消費税 というのが一般的なようです。
水道の使用量に関係なく必ずかかるのが基本料金、使った水の量によって発生するのが従量料金です。
下水道料金は、ある一定の使用水量までが基本料金となり、基本料金分を超過した分に対して課金される仕組みです。
ちなみに、下水道料金は、家庭から出た排水を海や川に流せるよう浄化するのに充てられます。
実は基本料金には地域差がある!
実は水道代の基本料金に地域差があることをご存じでしょうか。
例えば、札幌市、東京都、大阪市の3つの水道局の基本料金を見てみましょう。
口径(メータの大きさ) | 13mm | 20mm | 25mm |
①札幌市 | 1,452円 | 1,452円 | 1,452円 |
②東京都 | 860円 | 1,170円 | 1,460円 |
③大阪市 | 850円 | 850円 | 850円 |
出典:①https://www.city.sapporo.jp/
②https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/
③https://www.city.osaka.lg.jp/
札幌市、大阪市は家庭用の基本料金は一律ですが、東京都の基本料金は口径によって異なっています。
さらに、「ミズコム」というメディアが2021年に発表した水道料金ランキングでは、水道料金が安い市町村は兵庫県赤穂市の853円、高い市町村は、北海道夕張市の6,841円という結果が出ていました。
(口径13mm、使用量20㎥で算出)
基本料金に結構差があるし、ランキングの高い安いそれぞれの1位の市町村の金額には約6,000円開きが…。
驚きですね。
水道代の平均額は?
各家庭の、月々の水道料金の平均額はどのくらいなのでしょうか。
世帯人数別の月々の水道料金の平均額と、使用水量は下の表のとおりです。
世帯人数 | 1人 | 2人 | 3人 | 4人 | 5人 |
①平均額 | 2,234円 | 4,351円 | 5,696円 | 6,236円 | 7,504円 |
②平均使用水量 | 8.1㎥ | 14.9㎥ | 19.9㎥ | 23.1㎥ | 27.8㎥ |
②https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/
①平均額は総務省統計局の家計調査の結果です。(2022年1-3月期)
②平均使用水量は東京都水道局の令和2年度生活用水実態調査の結果となっています。
あなたのご家庭の水道料金・使用水量と比較すると、どうでしょうか。
ちなみに上の数字はひと月あたりの金額です。
各家庭に届く検針票で確認できる金額は、ふた月分だと思いますのでご注意くださいね。
家計調査の結果の金額は、日本全国の家庭の平均ですので、参考までにご覧いただければと思います。
また、使用水量は、生活スタイルや使用家電によっても大きく異なるでしょう。
しかし、あまりにも平均値よりも多い場合は、一度漏水の可能性も考えたほうがよいかもしれません。
まとめ
今回は、水道代を節約する方法や、水道代の内訳などについて見てきました。
・簡単にできる水道代を節約する3つの節水方法
シャワーの時間を短く!トイレに流す水の量注意!蛇口をこまめに閉める!
・水道代=上水道料金(基本料金+従量料金)+下水道料金(基本料金+超過分)+消費税
・水道料金には地域差がある!
といった内容がおわかりいただけたと思います。
また、今回ご紹介した簡単な節水方法は、私が実際に試して大きな効果を感じた方法です。
節水したいという方にはぜひ試してみてほしいと思います。
これからも節水に励みます!